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柿の葉すし本舗たなかについて
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「たなか」はじまりのお話

当社の創業は明治後期に遡ります。当時大工の棟梁を生業としていた田中徳松は多くの職人を抱え、職人たちの日々の食事は妻ヨシがまかなっておりました。そのことが高じて国鉄五条駅(現在のJR五条駅)の駅前商店街に食堂を営むこととなり、そこで夏の間だけ作っていた「柿の葉すし」が当社の柿の葉すしのはじまりとされています。

後に食堂は徳松の孫である田中修司(現相談役)に引き継がれ、その妻孝(たか)が作った柿の葉すしは地元の名物となり、大阪や神戸からも沢山のお客様が孝が作る柿の葉すしを求めて店頭にお越しいただくようになりました。これを本業と決意した田中修司によって昭和48年、株式会社柿の葉すし本舗たなかが設立され、柿の葉すし専門店として現在に至る当社の基盤が築かれました。

献上の誉れ 「味は心」

昭和54年に昭和天皇、皇后両陛下が奈良県下に御幸洛の折、中宮寺門跡様より当社の柿の葉すしを献上いただきました。その際、中宮寺門跡様よりいただいた色紙のお言葉を社是とさせていただいたもので、当社の基本的な考えがここにあります。

どれだけ美しく、おいしいおすしであっても、心がこもっていなければ「たなか」のおすしとは言えません。
私たちの使命は心を込めたおすしで食の感動をお届けすること、そして「たなか」のすしが食の楽しさを広げ、四季折々の暮らしを彩っていくことを目指しています。

伝統と革新

2013年、和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界的に注目が集まる今、和食そのものと、和食の優れた栄養バランスや、季節と自然の美しさを愛でる和のおもてなし、日本古来の風習や年中行事と地域や家族の絆が見直されつつあります。

奈良・五條に伝わる柿の葉すしは、先人の知恵が凝縮された日本の食文化のひとつ。 海から遠く離れた山里で「ハレの日」のご馳走として、人々が集まる夏祭りには欠かすことのできない行事食でした。

鯖を塩や酢で「しめる」、重石をきかせて一晩「押す」ことで味をなじませる、柿の葉で「包んで」香りをうつすなど、柿の葉すしには食の保存の知恵や調理の技術が随所に活かされています。

当社は、「伝統と革新」をコンセプトに、郷土料理である柿の葉すしを大切に守り、伝統を受け継ぐだけでなく、常に革新的な何かを付加する姿勢で柿の葉の塩漬け技術の研究や、柿の葉すしの全国発送など、幾度となく新たな挑戦を繰り返してまいりました。

また、地域の食文化を商品化するとともに、次世代に伝える活動として奈良県内の小中学校への給食供給のほか、毎年地元を中心に「柿の葉すし手作り講習会」を開催しております。

これからも私たちは、懐かしくて新しい、柿の葉すしの魅力、可能性を追求し、未来に向けて柿の葉すしに新たな価値を生み出し、発信していくことを目指しております。そして、この素晴らしい食文化を生んだ奈良・五條の地に根付き、地域と共に成長し、貢献できる企業でありたいと願っています。

柿の葉すしの手作り講習会の様子
 

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